アラフォーおひとりさま独女の海外生活

日本では負け組(?!)のアラフォー独身女が、日本を脱出してカナダのバンクーバーで自分の居場所を見つけた。西海岸のんびりライフ、海外から見た日本などを綴ります。英語の勉強方法、海外留学や移住に関する情報共有も。

地理オタクに人気(?!)のアメリカの飛び地

島国である日本ではあまり馴染みのない言葉、「飛び地」ってご存知でしょうか?飛び地とは「一つの国の領土や行政区画の内、地理的に分離している一部分である。 土地の一部が「他所に飛んでいる」と見られることからこう呼ばれる。by Wiki」です。

 

分かり易いのがアメリカのアラスカ州ですね。地図を見てもらえると分かると思うけど、アラスカはカナダの北西、北極海辺りにあります。アメリカとは陸続きだけど、間にカナダがあるので地理的には分離されています。でも行政上はアメリカです。

 

そんな感じのアメリカ陸の孤島、ミニ飛び地がバンクーバーの南方にあります。

 

 Point Roberts(ポイント・ロバーツ)

アメリカ・ワシントン州のPoint Roberts(ポイントロバーツ)が、バンクーバー近郊にあるアメリカの飛び地です。2010年の調査では住民が1314人いて、小学校もあります。でも小学校高学年以降は、わざわざカナダを通過してワシントン州の学校に通わなくてはいけないそうです。

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バンクーバーから車で約45分ぐらい南に行ったところにある半島の先端部分、赤枠で囲った部分がポイントロバーツ。グレーのラインがカナダとアメリカの国境で、ちゃんと国境ゲートもあります。カナダから行く場合にはもちろんパスポートが必要で入国審査もされます。

 

そこに何があるの?っていうと特に観光するようなものは何もないんですが(笑)地理オタクの人は「ここが飛び地かぁ」と気分が上がるのでしょう。街中にはアメリカの国旗が掲げられているので、雰囲気的にはアメリカな感じはしますね。

 

バンクーバー近郊の住民にとっては使える場所

そんなアメリカの飛び地であるポイントロバーツ、バンクーバー近郊に住む人々にとっては意外と便利な場所なんです!ポイントロバーツには郵便物の代理受取りサービスがあって、アメリカのオンラインショップで買い物をしてそこに送ることができます。郵便や宅配の営業所止めみたいな感覚ですね。

 

カナダと比べるとアメリカの市場はとても大きいので、欲しいものがアメリカにしか売っていなかったり、カナダで買うより断然安かったりするんです。でも、アメリカ→カナダへの発送って国境をまたぐから意外と高い。アメリカ国内なら送料無料とか、そもそもアメリカ国内のみでカナダには発送してくれない店もあったりする。そういう時に、このポイントロバーツが使えるのです!

 

場所的に車がないと行きづらいし入国審査も面倒だけど、知っていると便利な節約術。アメリカとカナダを頻繁に行き来する人はNexus Card(ネクサス・カード)というのを持っていて、機械にピッとするだけで国境ゲートを通過できるから、それほど面倒でもないのかも。ガソリンや食品はアメリカの方が安いので、車でポイントロバーツに行って、荷物を受け取って、スーパーで食料品を買い溜めして、ガソリンを満タンにして帰るっていうのが王道パターンでしょうかね。

 

世界飛び地大全 (角川ソフィア文庫)

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